カテゴリ: DIY

ようやく更新したかと思えばバイク関係ありませんw

いや、無いことはないんですが、レストアもカスタムでもない記事です。



ガレージを借りると不思議と物がどんどん増えて一瞬でパンパンになりますよねー。

オシャレなガレージを、、、とか考えてた時期が私にもありましたw

物は捨てられない性格なのですが、増えていく一方だと新しいバイクや工具・道具も買えない。

なので、不定期ではありますがたまに断捨離をしています。

断捨離と言ってもただ捨てるだけではなく、売れそうな物はヤフオクなどに流しています。

それで、今まで一番困ったのがバイクのエンジンの発送。

梱包方法が分からない、けど調べると木枠で作る or 業者に依頼する方法。
オイルやガソリンなどによって空輸できない or 輸送業者によってそもそも取り扱っていないので発送が出来ない、など。

そもそも梱包するのにお金がかかる上、発送できるか分からないという。

参考までに私が今まで発送したエンジンの荷姿を、、、

重い(排気量の大きい)エンジンは板にコマのついた平台車?に載せて、PPバンドで固定、緩衝材を巻き付けるという梱包方法。

また他の方法では、小さいエンジンなら使えなくなったオイルトレイにエンジンを載せてそれごと緩衝材を巻き付けて固定するやり方。

ちなみにガソリンタンクやエンジンの発送は日本郵政(郵便局)では取り扱いしていませんので、ヤマト運輸の宅急便かヤマト便(荷物の3辺の合計が160cm以上、もしくは25kg以上)で発送しました。

今までは平台車やオイルトレイなど「土台」になる物がありましたが、今回は新たな方法を試してみたので記事にしたいと思います。

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用意したのはエンジンがスッポリ入る大きさのダンボール。

と、

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薄いダンボール(カブのタイヤをアマゾンで買ったときに梱包されていたダンボール)。

かぶのタイヤサイズに対してかなり大きかったです。

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30mmの幅で長さはダンボールの内寸に合わせて線を引きました。

断面にダンボール内のなみなみが見える方向です。

これをカッターで切ります。

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こんな感じです。

しかし、あれだけ切ってこの面積、、、
ダンボールの底にビッシリ詰めるとなるとかなり時間が掛かりそう、、、

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マジックペンでは無く鉛筆で印を一気に付けました。

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差し金で一気に切っていきます。

休憩も入れながらこの作業を繰り返す事1時間、、、

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やっと全部埋まりましたw

ダンボールの大きさの都合で短くなった物もあり、長いのと短いのを交互に配置しました。

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念の為、底にダンボールをひいてエンジンを載せました。
(売れた物なので一応モザイク掛けてます。)

あとはエンジン本体が動かないように緩衝材や小さいダンボール箱を詰めて固定、最後に蓋をしました。

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これがかなりの強度でした。

持っている写真を撮れなかった為、脚立に載せて写真を撮りました。

下から抱えても底が歪む気配すらしませんw

ダンボールが多く余ってるという方はお金をかけずに梱包出来るとわかりましたが、トータルで1時間半もかかりましたw

そして発送手続き。
梱包後に、配送業者へ持ち込み→その場で重さを計測してもらう→重さによって配送方法が変わるので分かってから伝票を記入しました。

ちなみにこれは25kg以下だった為、宅急便で送る事ができました。

しかしこの梱包方法はなにせ時間がかかり過ぎる。

もっと楽な梱包方法が知りたい!
教えてエロい人!

前回に続き、ろう付けの練習です。

今回は銀ろうを使ってみます。

手順は、
1,くっつける金属に足つけ。
2,くっつける位置に鉄片同士を固定。
3,ろう付け箇所にフラックスを塗る。
4,トーチでフラックスを炙る。
5,フラックスの水分が抜けて固形化する→炙り続けると液状化する。
6,液状化したフラックス部分にろう棒を入れる。
7,ろうが毛細管現象で材料の隙間に入ったらトーチの火を止める。
8,ろう付け箇所が固まったらお湯に浸して固まったフラックスを真鍮ブラシで除去。

赤字が万能ハンダとの違いです。

基本的には一緒ですね。

早速、練習用の鉄片を垂直に立てて固定します。

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専用フラックスを塗ります。

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炙ります。

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水分が飛んで固形化しました。

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液状化しました。

液状化するのは鉄片が赤くなり始めるぐらいです。

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銀ろうを入れます。

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鳥のうんこみたいになりました。


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入れた銀ろうがぬれる(浸透する)まで炙ります。

が、ここからかなり時間がかかりました。

動画で撮っていたのですが、トーチで炙り始めて10分以上経っているにも関わらず全然濡れない。

ベテラン風俗嬢と同じです。

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13~4分でやっと鉄片の真ん中辺りと左端が濡れましたが、その他の部分は全然ダメでした。

濡れていたところは恐らく、入れた銀ろうを離すときに伸びて?尖った部分です。

尖っている部分は熱が入りやすいので濡れたのでしょうね。

コンクリートまで赤くなるぐらい熱したんですけどねー。

どう頑張っても出来なさそうなので一旦中止します。

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コンクリに蝶のような焦げ模様が、、、

相当熱くなっているはずなので、水をかけておきました。

恐るべしろう付け。

なかなか難しいです。

今回出来なかったと原因として考えられるのが、パワーの弱いトーチを使っていた事、少し風がある日だったので風が吹くとろうが冷えて固まってしまう等ですね。

次に挑戦してみるときはトーチを新しく買ってみてから挑んでみます。

ウォーターパイプのステー取り付けや穴埋めなど、溶接をお願いしていたのですが、これが自分で出来たらと思い今回練習してみる事にしました。

ろう付けはハンダ付けと溶接の中間に位置する冶金(やきん)技術みたいです。

ハンダ付けはしょっちゅうやってるし、溶接も何度か経験があります。

それならできるんじゃね?とw

また浅はかな考えですw

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早速コーナンでろう付けセットを購入しました。

左は銀ロウで難易度が5段階中3、右側はロウ付というよりハンダ付けみたいで難易度が5段階中1と簡単なようです。

これで4,000円ですw

ハンダ付けの方は練習用で買いました。

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ガレージにある金属ゴミから鉄片を2つ拾って皮膜をサンダーで削りました。

正確に測っていませんが、左が1.2mm右が4.8mmだと思います。

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ハンダ付けのパッケージを開封してハンダ付けのロウ棒を取り出しましたが、感触でハンダと分かるレベルでグニャグニャです。

早速始めます。

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鉄片の皮膜を剥いた部分にフラックスと呼ばれる薬剤を塗りたくります。

いつものYouTubeで予習しましたが、たっぷり塗る事が大事みたいです(銀ろう付けの場合)。

手順は以下の通り。
1,くっつける金属に足つけ。
2,くっつける位置に鉄片同士を固定。
3,ろう付け箇所にフラックスを塗る。
4,トーチでフラックスを炙る。
5,フラックスの水分が抜けて沸騰する。
6,沸騰したらフラックス部分にろう棒を入れる。
7,ろうが毛細管現象で材料の隙間に入ったらトーチの火を止める。
8,ろう付け箇所が固まったらお湯に浸して固まったフラックスを真鍮ブラシで除去。

と、いった感じです。

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フラックスを塗った鉄片同士を重ねます。

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フラックスの水分が抜け沸騰する→ろう棒を入れる→ろうが濡れるまでトーチで炙る。

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割かしフラックスが沸騰するのに時間はかかりませんでした。

水をかけて強制冷却しました。

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練習用の鉄片なのでフラックス除去は必要なありませんでしたが、一応除去しておきます。

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ろう付けはこんな感じです。

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強度テストで地面に叩きつけてます。

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やはり隙間が空きました。

そのまま手で簡単にもげてしました。

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断面図はこんな感じ。
しっかり浸透していませんね。

やっぱり面での接合が弱かったみたいです。

しかし驚くのが、このハンダの強さ。

尖っているマイナスドライバーなどでどつきましたがハンダは取れませんでした。

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これだけ強いのならば問題無さそうです。

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