カテゴリ: ナビ110(JF65)


ナビ110にエースウェルのメーターを取り付ける作業、いやカスタム!

最終編です。

ガレージに転がってる鉄板を切り出し、曲げて、穴を開けました。

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板を固定しているところに共締めして、メーターを固定です。

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うぉぉぉおおお!
かっこいい!

これでメーター固定完了です。

最終工程のメーターの配線を繋げていきます。

エースウェルのホームページから配線図や取り扱い説明書がダウンロード出来ます。

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この配線図を基に加工していきます。

本当はエースウェルのメーターと車体側のカプラーに合う変換コネクターを作りたかったんですが、ガレージにちょうど合うカプラーがありませんでした。

オーナーさんに許可を得てエースウェルのメーターを加工する事にしました。

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メーターから出ている6Pカプラーの端子を抜きました。

こんな感じです。

ウインカー左:メーターの橙線←→ナビのオレンジ線
ウインカー右:メーターの白線←→ナビの水色線
ハイビーム:メーターの薄緑線←→ナビの青線
電源(-):メーターの黒線←→ナビの深緑線かボディアース
時計バックアップ:メーターの茶色線←→ナビのキーシリンダー(ギボシの方から)
電源(+)ACC:メーターの赤線←→ナビの茶色線
タコメーター:メーターの黄色線←→ナビのCDIの青/黄線

ナビのウインカーの配線はあまり見たことがない様な配線でしたが、落ち着いて考えれば普通に結線できましたw

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タコメーター用の配線はエレクトロタップを使いました。

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純正ハーネスに沿ってメーターまで配線を引っ張ります。

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これで全ての配線を繋ぎました。

メーターが動くか確認です。

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おお、バックライトが付きました!

メーターインジケーターのハイビームとウインカーが点灯するか確認です。

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これも点灯しました!

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これで完成です。

作業時間は昼13:00から夜21:00の8時間w

まぁもう型は出来ているし経験したので次回があればもっと早く出来るでしょうね。

こんな感じですが依頼は大歓迎です!


ナビ110のメーターカスタムの続きです。

いつになったら自分のバイクが進められるのか、、、

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前回切り出した魔法の板を型にして、新しく転写しました。

今回は外側の縁だけです。


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よし、メーターパネルにピッタリハマりました。

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表面からの写真です。

このメーターパネルの縁を鉛筆でマーキング。

その円の中心からエースウェルメーターの外径をコンパスで書きます。

純正メーターパネルの内径Φ85の半分で42.5mm。

縁から42.5mmの位置からΦ72の円をコンパスで書きます。

前回と同様に、板に穴を開けて、、

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おお、いいんでない?

ちゃんと中心にメーターが来た感じです。

次に板の固定具作りです。

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Lアングルをこんな感じにカット。

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純正メーターを固定するネジの受けが3つあるんですが、3つ全て高さが違います。

現物合わせで確認しながら削ります。

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削りました。

ビスを入れる部分も切り込みを入れました。

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クッションの為にスキマテープを貼り付けて、魔法の板を固定します。

いい感じ。

後はメーター本体の固定と配線です。


いい感じで更新が続いていますw

さて、

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やってきました、NAVI110。

自分のバイクではありませんが、記事数が少ないのにこのブログのアクセス数の半分以上を占める脅威のバイク、ナビw

今回はメーターのカスタムです。

オーナーさんが用意されたのがこちら。

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エースウェルのACE-2802というメーター。

私と共通の知り合いの人に頂いたみたいです。

ナビのカスタム界隈では社外メーターをハンドルに取り付ける人は居ても、カウルに埋め込んでいるという人は居ないようです。


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純正メーターがこちら。

大きくて見やすいですね。

このメーターを取っ払って、エースウェルのメーターを埋めたいと思います。

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ヘッドライトとヘッドライトカウルは​赤矢印​のネジを外せば取れます。


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メーターのカウルはハンドルポストの間のネジ1本を外せば取れます。


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メーターカウルが取れました。

メーターカウルから純正メーターを外す為には、​赤矢印​のネジ3本を外します

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キーシリンダーも抜いてメーターパネルを外しました。

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メーターパネルの内側にマスキングテープを貼って、純正メーターのハマる部分をマジックで書きました。

鉛筆で書こうと思ったのですが、マスキングテープが破れてしまったのでマジックを使用しました。

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そしてマスキングテープを厚紙に貼って、厚紙を切り出し、仮合わせました。


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ちなみに純正メーターパネルの内径はΦ85です。

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で、対するエースウェルのメーターを露出させたい部分の外径がΦ72。

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コンパスを使って、Φ72より少し小さいの穴を厚紙に開けました。

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エースウェルのメーターと仮合わせすると、Φ72の穴にハマらないので狙い通りでしょう。

最後は現物合わせになりますからね。

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その厚紙を魔法の板に貼り付けたマスキングテープに転写しました。

名称は伏せますが本物ですw

純正メーターの内径85mmの中心から、エースウェルのメーターの内径72mmの円を書き出しました。

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書き出した円の内側に沿ってドリルで穴を開けます。

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リューターを使ってドリルで開けた穴を繋いでいきます。

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リューターで穴を繋いで、綺麗に整形しました。

エースウェルのメーターと仮合わせ、

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と、思いましたが、表から見るとかなりズレてましたw

いやー、これは美しくないw

モノづくりの観点からこれはやり直しですねw

2時間程無駄にしましたw

やっと完成しました。

これでどこも干渉がない状態です。

ビフォー
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アフター
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おお、迫力のあるリアビュー。

右後ろから。

ビフォー
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アフター
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これも大きくなったのが分かりますね。

作業時間全てで2時間かからないぐらいでした。

それを4回に分けて記事にするというw

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駆動ケース側の隙間は1mmぐらいです。

で、その日は帰宅し、ナビのリアに120/90-10のタイヤは入るんだー、良かった良かったと浸っていました。

が、1時間後。
トモキさんから「これやばい」と。

電話すると、今までの最高速80km/hに対して60km/hしかでないと、、、

木板の上でセンタースタンドを立てた時は干渉が無かったが、走り出すと干渉?

タイヤが回ると遠心力で広がってエンジンに干渉している?

まじで、、、?

エンジンも削り倒したうえにタイヤが当っているとなると危ないということで、オーナーさんが持ち込んだタイヤを翌日組みました。

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ティムソンのTS-689という110/90-10のタイヤ。

以前の記事で書いたナビ110に定番のタイヤのようです。

車体側は、、、

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あっら〜w
見事に当たってますw

駆動ケース内側にも当たってますねー。

どれだけ削っても無理なようですw

早速タイヤ交換をして取り付け。

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これでも大きく見えますね。

120/90を入れた後だと見劣りしますがw

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結局120/90のタイヤはこんな感じ。

センターに薄ーく筋が入っているぐらい。

まぁオーナーのトモキさんも人柱になれて良かったとおっしゃっていましたし、今回は私も勉強になりました。

やはり目測や予想では思い通りにならないとw

タイヤサイズを変更するだけで色々な問題が出てくるナビ。

エンジンには恐らく干渉していないですが、センタースタンドに干渉していました。

センタースタンドの干渉部分を削るか、、、と

そんな事を考えましたが、ありました。
解決方法。

駆動ケースの下にある場所。

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センタースタンドのストッパー。

センタースタンドを上げた時に、エンジンの振動などでカチャカチャと音が鳴らないようにゴムのストッパーが付いています。

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取り外したのがこちら。

これを改造してセンタースタンドが上がりきる(タイヤに干渉する)前に止めようという考えです。

どの車両かは忘れましたが、以前同じ事をした記憶がありそれを思い出しました。

用意したのがこちら。

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ホームセンターで購入したゴムの帯?です。

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で、ストッパーのゴムを取り外して寸切りのM6全ネジをナット2つで固定して袋ナットを先端に取り付けます。

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で、ゴムの帯を巻いて適当な長さでカットし巻き付けます。

固定用ナットと袋ナットの間であろう場所にタイラップを巻きました。

これでタイラップで縛ったゴム帯の両側がナットと袋ナットで膨れている為、タイラップとゴム帯は簡単に抜けない・外れないという構造です。

早速取り付け。

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このセンタースタンドのストッパーというかダンパーをかさ上げした事によって、タイヤとの干渉を避けました。

これでなんとか大丈夫そうです。

しかし、センタースタンドを立ててもリアタイヤが着地している状態なのでセンタースタンドの意味が無いような、、、

これならセンタースタンドを取り外した方が早かったのでは、、、w

作業が終わってから気づきましたw

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